(元ネタはコチラになります)
なお、今回のインストール例では簡単に試用することを目的として、ユーザディレクト以下にインストールしています
また、 Cassandra についての詳細は本家サイト、 Wikipedia 等を参照ください
まず、本家サイトより Cassandra 本体をダウンロードします
今回の例では 10/03/14 時点で最新リリースとなる、 apache-cassandra-0.5.1-bin.tar.gz を使用して説明します
(異なるバージョンを使用する場合は適時読み替えてください)
ダウンロード後、ユーザディレクト以下の適当な場所に解凍してください
今回は説明上、 "/Users/Cassandra" ディレクトリ以下にインストールするものとします
また、展開されたディレクトリ、"/Users/Cassandra/apache-cassandra-0.5.1" を $CASSANDRA_HOME と表記します
"$CASSANDRA_HOME/conf/strage-conf.xml" を編集します
"Directories" の項目( "CommitLogDirectory" 、 "DataFileDirectory" 、 ”CalloutLocation” 、 ”StagingFileDirectory” )を以下のように変更します
<!--
‾ Directories: Specify where Cassandra should store different data on
‾ disk. Keep the data disks and the CommitLog disks separate for best
‾ performance
-->
<CommitLogDirectory>/Users/Cassandra/apache-cassandra-0.5.1/commitlog</CommitLogDirectory>
<DataFileDirectories>
<DataFileDirectory>/Users/Cassandra/apache-cassandra-0.5.1/data</DataFileDirectory>
</DataFileDirectories>
<CalloutLocation>/Users/Cassandra/apache-cassandra-0.5.1/callouts</CalloutLocation>
<StagingFileDirectory>/Users/Cassandra/apache-cassandra-0.5.1/staging</StagingFileDirectory>
次に "$CASSANDRA_HOME/conf/log4j.properties" を編集します
ログ出力場所を以下のように変更します
# Edit the next line to point to your logs directory
log4j.appender.R.File=/Users/Cassandra/apache-cassandra-0.5.1/log/cassandra/system.log
最後に "$CASSANDRA_HOME/bin/cassandra.in.sh" を編集します
"JVM_OPTS" より、 "-Xrunjdwp:transport" の "address"(初期値8888) 、 "-Dcom.sun.management.jmxremote.port"(初期値8080) の項目をご使用の環境で使用していないポートに変更します
(初期値となっているポート番号を使用していない等、特に変更の必要がない場合は編集は不要です)
以上で準備が終わりましたので、 Cassandra を起動します
Terminal.app 等で "$CASSANDRA_HOME/bin" 以下にカレントディレクトリを変更し、以下のコマンドを実行します
cassandra -f
数行起動ログが表示された後、 Cassandra が起動します
"ERROR: transport error 202: bind failed: Address already in use" というエラーメッセージが表示された場合、使用するポートが、すでに別のアプリケーションに使用されている可能性があります
"$CASSANDRA_HOME/bin/cassandra.in.sh" の設定を見直してください
無事起動したら、クライアントからサーバにアクセスします
"$CASSANDRA_HOME/bin" 以下にある "cassandra-cli" コマンドを下記のように実行してください
cassandra-cli -host localhost
実行後、 サーバコンソールが起動しますので、 "show version" コマンドを実行します
下記のようにバージョン情報が表示されます
cassandra> show version
0.5.1
0.5.1
以上で Cassandra のインストールと起動になります
次回はクライアントからデータの追加について説明したいと思います
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