2009年6月6日土曜日

NetBeans IDE 6.7 RC2 リリース

NetBeans IDE 6.7 RC2 がリリースされました
ダウンロードはコチラです
ダウンロードできるパッケージは日本語を含む、マルチリンガル版となっています

いつも通りのスプラッシュは以下のようになっています


RC1 リリースから5日後のリリースです
Solaris、Linux 周りの修正が入っているようですので、それらの環境にてお使いの方はぜひインストールしてみてください
また、お気づきの点がありましたら、 ML にご連絡お願い致します

2009年6月4日木曜日

Scala にて実行環境のバージョンを確認する方法

Java にて実行環境のバージョンを確認するには以下で取得可能です
System.getProperty("java.version");

Scala の場合、同様に記述しても取得できません
System.getProperty("scala.version") //null となります

Scala では下記のように記述します
scala.tools.nsc.Properties.versionString

Scala Plugin for NetBeans 同梱版と、外部の最新版の表示の違いを確認してみます
実行するのは、下記のようにバージョンを出力するだけの単純なプログラムです
object Main {
def main(args: Array[String]) :Unit = {
println(scala.tools.nsc.Properties.versionString)
}
}

○同梱版


○外部最新版

(例のごとく、エラーが出てます)

同梱版では 2.7.3、外部最新版では 2.7.5 と表示されます
おまけに、 Copyright は以下で表示されます
scala.tools.nsc.Properties.copyrightString

2009年6月3日水曜日

Scala Plugin for NetBeans で外部の Scala Development Kit を使う

Scala Plugin for NetBeans (以下、 Scala Plugin) には Scala 本体(2.7.3-final)が同梱されています
そのため、プラグインとは別に Scala をダウンロードする必要はありません
しかし、最新版を使いたいという場合は、外部の Scala を指定することが可能です
設定方法はコチラに記述してありますが、以下に抜粋します
(外部の Scala インストール先は /opt/local/share/scala としています)

まず、環境変数 SCALA_HOME を設定します
(例では~/.bash_profileに設定しています)
$ vi ~/.bash_profile

以下の内容を追加します
export SCALA_HOME=/opt/local/share/scala

変更後、環境変数を反映させてください
次に netbeans.conf へ "scala.home" を設定します
netbeans.conf はインストールされている NetBeans 内にあります
OS X にてデフォルトの場所にインストールした場合は以下の場所になります
(NetBeans のパッケージ名(バージョン)などは適時読み替えてください)
$ vi /Applications/NetBeans/NetBeans\ 6.7\ RC1.app/Contents/Resources/NetBeans/etc/netbeans.conf

このファイルの "netbeans_default_options" に "-J-Dscala.home=/opt/local/share/scala" を追加します
# Options used by NetBeans launcher by default, can be overridden by explicit
# command line switches:
netbeans_default_options="-J-Dcom.sun.aas.installRoot=/Applications/NetBeans/glassfish-v2ur1 -J-client -J-Xss2m -J-Xms32m -J-XX:PermSize=32m -J-XX:MaxPermSize=200m -J-Dnetbeans.logger.console=true -J-ea -J-Dapple.laf.useScreenMenuBar=true -J-Dsun.java2d.noddraw=true -J-Dscala.home=/opt/local/share/scala"

これで、 Scala Plugin から外部の Scala を利用することができます

しかし、実行したところ、以下のようにエラーがでます

メッセージから判断するに、ただ単にエラーとなったファイルの実行権限がないというだけなのですが、環境が Mac OS X なので、 (Windows 用の) bat ファイルの実行は不要です
OS によってこの辺りを切り替えられてないのか、ソースを見ないとわかりませんが、バグ報告か(余力があれば)パッチを送れたらと思います
※ エラーは表示されますが、使用する上では問題はないように思います

Scala 2.7.5.final リリース

先日、NetBeans 用 Scala プラグインを紹介しましたが、 Scala の最新版 2.7.5 もリリースされました
Macports にも反映されています
更新完了後にバージョン確認はこんな感じです
$ scala -version
Scala code runner version 2.7.5.final -- Copyright 2002-2009, LAMP/EPFL

2009年6月2日火曜日

Scala Plugin 1.0 for NetBeans 6.7 リリース

NetBeans 用の Scala Plugin 1.0 がリリースされました
ダウンロードはコチラから可能です
なお、このプラグインは 6.7 RC1 以上の対応となっていますので、ご注意下さい
(NetBeans 6.7 RC1 を未入手の方はコチラよりダウンロードしてください)
また、公式のプラグインではありませんので、使用は自己責任にて行ってください

インストールするには、まずダウンロードしたファイルを任意の場所に解凍します
NetBeans のメニューより、「ツール > プラグイン」と選択し、表示されるプラグインウィンドウの「ダウンロード済み」タブを選択、「プラグインの追加」ボタンをクリックします


ファイル選択にて、先ほど解凍したフォルダに含まれるファイルをすべて選択します


選択後、「インストール」ボタンをクリックし、インストールウィザードを開始します


基本的に「次へ」ボタンをクリックするだけですが、署名がないため、「妥当性検査の警告」ウィンドウが表示されますが、「続行」をクリックして継続してください


インストール完了後に IDE の再起動を行います
以上で NetBeans で Scala を使用した開発が可能になります

Lift 本も手に入りましたので、NetBeans + Lift な記事も書けたらと思います

2009年6月1日月曜日

NetBeans IDE 6.7 RC1 リリース

NetBeans IDE 6.7 RC1 がリリースされました
ダウンロードはコチラです
ダウンロードできるパッケージは日本語を含む、マルチリンガル版となっています

いつも通りのスプラッシュは以下のようになっています



バグ等、お気づきの点がありましたら、MLへの報告お願い致します

2009年5月31日日曜日

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (1)

誰も書いていないようなので書いてみます
NetBeans での Google App Engine for Java(以下、GAEj) 用アプリケーションの開発についてです
元ネタはココココです

09年5月31日現在、 Eclipse や IntelliJ IDEA 用の GAEj サポートプラグインが公開されていますが、残念ながら NetBeans 用はありません
(正確には開発中なのですが、詳細は次回書きたいと思います)
しかし、 NetBeans のビルドが Ant ベースなので、 GAEj の配布パッケージ内に含まれる build.xml を組み込んで実行することができます

今回の例では、 以下の環境にて説明を行います

・NetBeans IDE Dev (Build 200905280201)
・Java: 1.6.0_13
・appengine-java-sdk-1.2.1

また、説明は Google App Engine SDK for Java に含まれているデモアプリケーションの Guestbook を使用して行います
SDK 内の demos/guestbook を任意の場所にコピーしてください

1. プロジェクトの作成

メニューより「ファイル > 新規プロジェクト」と選択し、新規プロジェクト作成ウィザードを開きます

2. プロジェクトの選択

「カテゴリ」リストは「Java Web」、「プロジェクト」リストは「Web 自由形式アプリケーション」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします

3. 名前と場所

「場所」は事前にコピーしていた guestbook ディレクトリに設定します
その他の項目は、「場所」設定後に自動で設定されるかと思います
内容を確認し、「次へ」ボタンをクリックします

4. 構築と実行のアクション

ここでは設定値はデフォルトのまま変更せず、「次へ」ボタンをクリックします

5. Web ソース

ここも設定値はデフォルトのまま変更せず、「次へ」ボタンをクリックします

6. ソースパッケージフォルダ

ここも設定値はデフォルトのまま変更せず、「次へ」ボタンをクリックします

7. Java ソースのクラスパス

「Jar/フォルダを追加」ボタンをクリックし、SDK ディレクトリ以下にある下記ファイルを指定します
・lib/user/appengine-api-1.0-sdk-1.2.1.jar
・lib/user/orm/datanucleus-appengine-1.0.1.final.jar
・lib/user/orm/datanucleus-core-1.1.0.jar
・lib/user/orm/datanucleus-jpa-1.1.0.jar
・lib/user/orm/geronimo-jpa_3.0_spec-1.1.1.jar
・lib/user/orm/geronimo-jta_1.1_spec-1.1.1.jar
・lib/user/orm/jdo2-api-2.3-SNAPSHOT.jar
・lib/shared/geronimo-el_1.0_spec-1.0.1.jar
・lib/shared/geronimo-jsp_2.1_spec-1.0.1.jar
・lib/shared/geronimo-servlet_2.5_spec-1.2.jar
設定後、「完了」ボタンをクリックします

8. build.xml の修正
プロジェクト作成後、プロジェクトウィンドウ内に Guestbook プロジェクトが表示されるので、ツリーを展開し、 build.xml をダブルクリックして開きます

ファイル2行目の propertiy 要素の location 属性値(デフォルトでは"../..")を、 appengine-java-sdk のインストールディレクトリの絶対パスに設定し、保存します


9. 実行
プロジェクトのアイコンを右クリックし、表示されるメニュー内から「実行」を選択します

「出力」ウィンドウに開発用サーバ起動のログなどが表示されます

"The server is running at http://localhost:8080/" と表示されたら、ブラウザにて "http://localhost:8080/" へアクセスしてください

Guestbook アプリケーションが表示されるかと思います
(サーバを停止するには出力ウィンドウの停止ボタンで可能かと思いますが、停止しない場合はプロセスを Kill してください)

以上が実行までの手順となります
次回はデバッグについてと、現在 Kenai 上で開発されている NetBeans 用 Google App Engine サポートプラグインの紹介をしたいと思います