2009年7月13日月曜日

モジュール開発チュートリアル追加

元ネタはコチラです

プラグイン(モジュール)開発に関するチュートリアルが追加されました

NetBeans Project Type Module Tutorial
NetBeans Ant-Based Project Type Module Tutorial

なお、上記チュートリアルは、NetBeans 6.7 から追加されたアノテーションを使っていますので、開発は 6.7 以降を対象としています
(今まで DI のために、layer.xml や META-INF/services を使用していたのですが、今後アノテーションでの置き換えが進むかと思います)

プロジェクトのモジュールに関するチュートリアルがなかったので、今回の追加はうれしい限りです
6.5 以降チュートリアル(ドキュメント)の充実が進み、プラグインの開発がしやすい環境となりました
NetBeans + Project Kenai でモジュール開発、公開をしてみては如何でしょうか?

2009年7月1日水曜日

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (4)

NetBeans での Google App Engine for Java(以下、GAEj) 用アプリケーションの開発についての4回目です
今回は GAEj 用プラグインの設定、使用についてを紹介致します

プラグインを使用しない場合については、以下を参照ください

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (1)
NetBeans IDE で Google App Engine for Java (2)

また、インストールについては以下を参照ください

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (3)

なお、プラグインにつきましては、現在開発中であること、また公式のものではありませんので、利用の際は自己責任にてお願い致します
また、今後主要機能も含め変更がある可能性もあり、記述内容と異なる可能性がありますので、ご注意ください

インストールが完了しましたので、次にサーバを登録します
(サーバー登録が App Engine SDK までのパス設定を兼ねます)

「サービス」タブをクリックし、「サーバー」ツリーを右クリックします


表示されたメニューから「サーバーを追加...」を選択し、「サーバーインスタンスを追加」ウィンドウを表示します

サーバーのリストから「Google App Engine」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします

次に SDK インストール先を指定し、「次へ」ボタンをクリックします


最後に HTTP ポートと デバッグ用のポートを設定し、「完了」ボタンをクリックします
(今回はデフォルト値のままで設定しています)


設定が完了すると、サーバーツリー内に Google App Engine 用の DevServer が表示されます


以上で、プラグインの設定ができましたので、実際にプロジェクトを作ってみます
メニューより「ファイル > 新規プロジェクト...」と選択し、「新規プロジェクト」ウィンドウを開きます
「カテゴリ」から「Java Web」、「プロジェクト」から「Web アプリケーション」を選択し、通常の Web アプリケーションとしてアプリケーションが可能になります
※このときに、「サーバー」に「Google App Engine」を選択します


今回は、プラグインを使用しなかった場合と同様にサンプルの GuestBook を使用してみます
「カテゴリ」から「サンプル > Google App Engine」、「プロジェクト」から「Google App Engine」を選択します


次にプロジェクトを生成する場所を決めます
(このとき、プロジェクト名は変更できないようです)


プロジェクトが作成できたら、右クリックにて表示されるメニューから「実行」を選択します


選択後、ビルド、サーバーの起動が行われ、ブラウザに GuestBook アプリケーションが表示されます


デバッグについては同様に、メニューから「デバッグ」を選択します
プラグインを使用しなかった場合と異なり、今回はアタッチすることなく(通常の Java Web アプリケーション開発と同様)デバッグすることが可能です

最後に、GAEj のアップロードですが、プロジェクト右クリック時のメニューには存在するのですが、まだ未実装のようで、実行してもエラーとなります
(アプリケーション ID がないためのエラーのようですが、確認する限りはそれを設定する箇所がないようです)


以上のように、プラグインを使用しなかった場合と比較すると、 Java Web アプリケーション開発にて提供される機能がそのまま活用できるという大きな魅力があります
しかし、肝心のアップロード機能や、Google App Engine で使用可能な クラス(ホワイトリスト)以外のクラスを使用した場合の警告など、その他の IDE のプラグインにて実現されている機能はまだ未実装です

まだまだ荒削りな部分も多く、また内部のコードも混沌としているのですが、今後が楽しみなプロジェクトではあると思います
(現時点ではまだ、とても本家プラグインや IntelliJ IDEA のそれの足下にも及んでいませんので、乗り換えはおすすめできませんが…)

2009年6月30日火曜日

NetBeans IDE 6.7 リリース

NetBeans IDE 6.7 がリリースされました
ダウンロードはコチラです
ダウンロードできるパッケージは日本語を含む、マルチリンガル版となっています

いつも通りのスプラッシュは以下のようになっています


6.7 の新機能紹介、まだ1回しかやっていませんので、今後書いていきたいと思います
(Maven、Hudson、Kenai、PHPUnit(とカバレッジ) サポートぐらいは書く予定)
不具合等お気づきの点がありましたら、MLまで宜しくお願い致します

2009年6月29日月曜日

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (3)

NetBeans での Google App Engine for Java(以下、GAEj) 用アプリケーションの開発についての3回目です
今回は GAEj 用プラグインについてを紹介致します
(Geertjan に先に紹介されてしまいましたが…)
無駄に長くなりそうなので、今回はインストール編です

プラグインを使用しない場合については、以下を参照ください

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (1)
NetBeans IDE で Google App Engine for Java (2)

なお、プラグインにつきましては、現在開発中であること、また公式のものではありませんので、利用の際は自己責任にてお願い致します
また、今後主要機能も含め変更がある可能性もあり、記述内容と異なる可能性がありますので、ご注意ください

本プラグインは Project Kenai という、 Sun のプロジェクトホスティングプラットフォームにて開発されており、リリースパッケージはまだ公開されていないため、ソースコードをダウンロードし、ビルドする必要があります]

NetBeans 6.7 の Kenai サポートを利用し、ソースコードをダウンロードします
(ログインを求められますが、ログインしなくてもダウンロードは可能です)
メニューより、「チーム > Kenai > Kenai からソースを取得...」を選択します


「Kenai からソースを取得」ウィンドウが表示されるので、「Kenai リポジトリ」の「参照...」ボタンをクリックします


「Kenai プロジェクトを開く」ウィンドウが表示されるので、「検索」入力フィールドに "google appengine" と入力し、「検索」ボタンをクリックします

画面中央に検索結果リストが表示されるので、その中から「NetBeans support for Google App Engine」を選択し、「了解」ボタンをクリックします

「ローカルフォルダ」にダウンロード先のフォルダを入力し、「Kenai から取得」ボタンをクリックします


ソースコードのダウンロード(チェックアウト)が終わると、以下のダイアログが表示されるので「プロジェクトを開く...」をクリックします


つづいて、「開いてるプロジェクト」ウィンドウが開くので、プロジェクトを選択し、「開く」ボタンをクリックします


「プロジェクト」タブに開いたプロジェクトが表示されるので、それを右クリックし、表示されるメニューから「NBM を作成」を選択します


メニューより「ツール > プラグイン」を選択すると、「プラグイン」ウィンドウが表示されるので、「ダウンロード済み」タブをクリックします

ウィンドウ左上の「プラグインの追加...」ボタンをクリックします

ファイル選択ダイアログにて、プロジェクトフォルダ内の "build/updates" フォルダ以下へ移動し、 NBM ファイル(*.nbm)を選択します


5つのモジュールが選択された状態になったら、「インストール」ボタンをクリックします


未署名のプラグインですので、途中警告がでますが、「はい」をクリックします


以下のように正常に完了したメッセージが表示されるので、「完了」ボタンをクリックします


インストールが完了後、「サーバー」タブを開くと、Google App Engine のアイコンが表示されているのを確認してください
【06/30 訂正】
インストール直後にはアイコンは表示されません
(サーバの登録は次回書きます)

以上で、インストールは完了になります
次回は設定と実際の使用について書きたいと思います

2009年6月18日木曜日

Erlang Plugin 1.0 for NetBeans 6.7 リリース

Scala Plugin につづいて、 NetBeans 用の Erlang Plugin 1.0 がリリースされました
(開発者は同じ方です)

しかし、試したところ、 プラグイン読み込み時に IO Exception が発生して利用できませんでした

(Erlang コマンド (erl) が見つからないようなメッセージですが、事前に macports にてインストールおり、ターミナルから実行できています)

ダウンロードはコチラからできますが、あくまで使用は自己責任となりますので、興味のある方は覚悟の上でご利用ください
(紹介記事書いていたのですが、改善されるまで保留とします)

2009年6月17日水曜日

NetBeans IDE 6.7 RC3 リリース

NetBeans IDE 6.7 RC3 がリリースされました
ダウンロードはコチラです
ダウンロードできるパッケージは日本語を含む、マルチリンガル版となっています

いつも通りのスプラッシュは以下のようになっています


おそらく、今回が最後の RC リリースとなり、大きなバグがなければ、このまま月末のリリースになるかと思います
何かお気づきの点がありましたら、 ML 等へのポスト、宜しくお願い致します

2009年6月15日月曜日

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (2)

NetBeans での Google App Engine for Java(以下、GAEj) 用アプリケーションの開発についての2回目です
前回はコチラになります
(ずいぶん間が空いていますが…)

今回はフリーフォームプロジェクトでの開発(デバッグ)についてです
(分量が多くなったので、プラグインについては次回に分けます)

例では、 以下の環境にて説明を行います
※ 前回とは NetBeans のバージョンが異なりますが、作業内容には差異はありません

・NetBeans IDE RC2
・Java: 1.6.0_13
・appengine-java-sdk-1.2.1

前回、SDK 同梱の guestbook を利用しましたが、既存の build.xml にはデバッグのための記述(ターゲット)がありません
そこで、 build.xml に下記の内容を追記します

<target name="debug" depends="datanucleusenhance"
description="Launches dev_appserver with remote debugging enabled">
<dev_appserver war="war">
<options>
<arg value="--jvm_flag=-Xdebug"/>
<arg value="--jvm_flag=-Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=y,address=5005"/>
</options>
</dev_appserver>
</target>

今回の例では、デバッグ用のポートとして 5005 を使用していますが、必要に応じて、 "address=" の箇所を変更してください
追記後、プロジェクトを右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」を選択します



表示されたプロジェクトプロパティウィンドウの「カテゴリ」より「構築と実行」を選択します


「プロジェクトをテスト」項目のリストから先ほど追加した「debug」を選択します


選択後、「了解」ボタンを押して設定を反映します
再度プロジェクトを右クリックし、表示されるメニューから「テスト」を選択します
(事前に任意の場所にブレイクポイントを設定していると、すぐに処理の停止ができます)


次にメニューより「デバッグ > デバッガを接続...」と選択し、接続ウィンドウを表示します


ウィンドウ中の各項目のリストは以下のように選択してください

・デバッガ … Java デバッガ(JPDA)
・コネクタ … SocketAttach(ソケットでその他の VM に接続します)
・ホスト … localhost
・ポート … 5005
(上記の build.xml に記述したポート番号を設定してください)

「了解」をクリックすると、デバッガが接続し、デバッグを行うことができます


以上で、フリーフォームプロジェクトでの開発の説明となります
新規でプロジェクトを作成する場合は、例で使った guestbook と同じ demo ディレクトリ内にある new_project_template をコピーして使用するのがいいかと思います
(デバッグ処理もあらかじめ記述されています)

次回は NetBeans 用プラグインを使用した開発を紹介したいと思います