2009年6月29日月曜日

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (3)

NetBeans での Google App Engine for Java(以下、GAEj) 用アプリケーションの開発についての3回目です
今回は GAEj 用プラグインについてを紹介致します
(Geertjan に先に紹介されてしまいましたが…)
無駄に長くなりそうなので、今回はインストール編です

プラグインを使用しない場合については、以下を参照ください

NetBeans IDE で Google App Engine for Java (1)
NetBeans IDE で Google App Engine for Java (2)

なお、プラグインにつきましては、現在開発中であること、また公式のものではありませんので、利用の際は自己責任にてお願い致します
また、今後主要機能も含め変更がある可能性もあり、記述内容と異なる可能性がありますので、ご注意ください

本プラグインは Project Kenai という、 Sun のプロジェクトホスティングプラットフォームにて開発されており、リリースパッケージはまだ公開されていないため、ソースコードをダウンロードし、ビルドする必要があります]

NetBeans 6.7 の Kenai サポートを利用し、ソースコードをダウンロードします
(ログインを求められますが、ログインしなくてもダウンロードは可能です)
メニューより、「チーム > Kenai > Kenai からソースを取得...」を選択します


「Kenai からソースを取得」ウィンドウが表示されるので、「Kenai リポジトリ」の「参照...」ボタンをクリックします


「Kenai プロジェクトを開く」ウィンドウが表示されるので、「検索」入力フィールドに "google appengine" と入力し、「検索」ボタンをクリックします

画面中央に検索結果リストが表示されるので、その中から「NetBeans support for Google App Engine」を選択し、「了解」ボタンをクリックします

「ローカルフォルダ」にダウンロード先のフォルダを入力し、「Kenai から取得」ボタンをクリックします


ソースコードのダウンロード(チェックアウト)が終わると、以下のダイアログが表示されるので「プロジェクトを開く...」をクリックします


つづいて、「開いてるプロジェクト」ウィンドウが開くので、プロジェクトを選択し、「開く」ボタンをクリックします


「プロジェクト」タブに開いたプロジェクトが表示されるので、それを右クリックし、表示されるメニューから「NBM を作成」を選択します


メニューより「ツール > プラグイン」を選択すると、「プラグイン」ウィンドウが表示されるので、「ダウンロード済み」タブをクリックします

ウィンドウ左上の「プラグインの追加...」ボタンをクリックします

ファイル選択ダイアログにて、プロジェクトフォルダ内の "build/updates" フォルダ以下へ移動し、 NBM ファイル(*.nbm)を選択します


5つのモジュールが選択された状態になったら、「インストール」ボタンをクリックします


未署名のプラグインですので、途中警告がでますが、「はい」をクリックします


以下のように正常に完了したメッセージが表示されるので、「完了」ボタンをクリックします


インストールが完了後、「サーバー」タブを開くと、Google App Engine のアイコンが表示されているのを確認してください
【06/30 訂正】
インストール直後にはアイコンは表示されません
(サーバの登録は次回書きます)

以上で、インストールは完了になります
次回は設定と実際の使用について書きたいと思います

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