なお、 紹介した機能が最終的なリリース版に含まれるかは現時点では不明ですので、ご了承下さい
今回は JUnit の機能追加です
以前、メーリングリスト でも話の挙っていた、 JUnit 実行結果のプログレスバーが実装されました
(JUnit 3.x系、4.x系ともに利用できます)

ちなみに、失敗したテストを右クリックすると、メニューが表示されるのですが、今回から新たに "View Difference" というのが追加されました
これは、期待値と結果値の差異を比較するウィンドウを表示してくれます

この差異の比較ですが、日本語では正確に判定できていないようです
以下は英語の場合です

次は日本語の場合です

JUnit の結果出力では正常に差異を判定できているので、 NetBeans 側のモジュールの問題かと思われます
最後に、 JUnit の機能追加そのものに関することではないのですが、TestCase のファイル単体を実行する場合、以前はそのファイルを選択し、"ファイルを実行"("Run File")で実行していたのですが、6.7からは、テスト対象となるクラスを選択し、 "Test File" というメニューを選択するよう変更になりました
また、 TestCase ファイルそのものを実行するときも、 "Test File" を選択します
(以前のように"ファイルを実行"("Run File")では、main メソッドがないと警告されます)
テストパッケージをいちいち開かずに実行できるようにするための配慮かと思うのですが、 TestSuite を作成していたり、 任意のクラス名で TestCase を作っている場合、かえって煩雑な処理になるように思います
JUnit テスト結果のプログレスバーは以前より要望もあり(自分でも以前作っていましたし)、実装自体はうれしいのですが、従来の UI のままでは詰め込みすぎている感があります
PHP や Ruby ではコードカバレッジが実装されるようなので、 Java でも JUnit 実行結果の UI 調整と併せて実現されたらと思います
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