2009年2月28日土曜日

D945GCLF2 でサーバ環境を作る


以前使っていたサーバ機がさすがにへたってきたので、D945GCLF2 に入れ替えてみました
性能は高くないものの、搭載されている Atom 330 がデュアルコアと Hyper-Threading により、擬似的にクアッド CPU のように動作します
メモリ(2GB)と併せても1万円で収まるという CP の高さも魅力的です
(価格は店舗やメモリのメーカーによって異なりますが…)

昨晩、仮組→動作確認→本組とトラブルも無く、拍子抜けしてたのですが、インストールに大きな罠がありました
サーバ機なので、インストール後はさほど光学ドライブを使うことがないこともあり、内蔵ドライブはつけていませんでした
ブータブルな USB-CD ドライブを持っていたので、今回も同様につないでインストールを試みたところ、ドライブは回るのですが、全くブートしてくれません
BIOS を確認する限りでは、ドライブは認識できているようですが、ブートまでできていないようです
各所にて、 BIOS が原因で外付け USB ドライブからブートできないという報告が確認できましたので、 Intel のサイトから最新の BIOS のダウンロードし、更新したのですが、状況は変わりませんでした
更に BIOS の設定をいろいろと変更し、一晩費やして発見したのが、下記手段でした

1. BIOS の設定にてブード順を変更、 USB 接続ドライブからブート可とする設定を行う
2. 外付けドライブ接続、インストールディスクを入れて、本体を起動する
3. "F2" を押して、BIOS 画面を表示する
4. 外付けドライブの回転がおさまったら、 BIOS 画面を閉じる(このとき、変更は保存せずに終了する)

上記の手順でブートすることができました
おそらく、外付けのドライブからブートする前に HDD へブート順が移るのが原因のようです
(BIOS 画面にてブート順が変更されるまでの時間を稼ぐことにより上記問題を回避)
ブートしてしまえば、インストールは特に問題なく終了しました
(ちなみに入れたのは Ubuntu 8.10-server)
これから、このサーバ機を使っていろいろと試したいと思います

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