2009年12月6日日曜日

Universal Chardet Support For NetBeans 0.1 リリース

NetBeans IDE にて文字コード指定してファイルを開くプラグインを作ってみました
ベースは contribe の Encoding プラグインになります
Project Kenai にて公開しています

主な機能は以下の通りです。
・自動判定した文字コードでのファイルオープン
(判定には、Mozilla の文字コード検出ライブラリを Java へポートした、 juniversalchardet を使用しています)
・指定文字コードでのファイルオープン
・指定文字コード、改行コードでのファイル保存

使用方法の説明は以下となります
(使用は、あくまで自己責任でお願い致します)

まず、NetBeans IDE へプラグインのインストールを行います
メニューより「ツール > プラグイン」と選択、プラグインウィンドウが表示されたら、「設定」タブをクリックします


ウィンドウ内の「追加」ボタンをクリックし、「名前」に "Universal Chardet Support For NetBeans" 、「URL」に "http://kenai.com/projects/nbchardet/downloads/download/Latest_NetBeans671/updates.xml" と入力します
(「名前」は任意の名称で構いません)


了解」ボタンをクリックし、設定を追加後、「使用可能なプラグイン」タブをクリックし、ウィンドウ内の「カタログを再読み込み」をクリックします
再読み込み後、「検索」の入力フォームに「chardet」と入力すると、追加したプラグインが表示されます


チェックボックスをチェックし、「インストール」ボタンをクリックします
以降はインストールウィザードの指示に従い、インストールを行ってください

次に使い方についてですが、ファイルを開く場合はメニューより「ファイル > 文字コードを指定してファイルを開く ...」と選択します


ファイル選択ダイアログが表示されますので、文字コードのリストボックスから「自動検出」、または希望の文字コードを指定して「開く」ボタンをクリックするとファイルが開きます。


ファイルを保存する場合はメニューより「ファイル > 文字コードを指定してファイルを保存 ...」と選択します


ファイル選択ダイアログが表示されますので、ファイルを開く場合と同様に、文字コードと改行コードより希望の設定を選択してください。


ファイルを開く際に改行コードを指定できないのは、現在の NetBeans の仕様となっています

以上が、 "Universal Chardet Support For NetBeans" の使用方法となります
何かお気づきの点や要望がありましたら、ご報告頂けたらと思います

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

文字コード指定しての開く・保存ができるのは便利で重宝しております。

一点要望があります。

プロジェクト内でファイルを右クリックで
同様のことができるとさらに、使い勝手がよくなると思います。

可能であれば対応いただけないでしょうか

Junji Takakura さんのコメント...

コメントありがとうございます。
返信が遅くなり、申し訳ありません。

対応はおそらく可能かと思いますので、調査を含め、少し時間を頂ければと思います。

匿名 さんのコメント...

便利に利用させていただいています。

前のコメントの方の件、私も同じ意見です。
(プロジェクトナビゲータなどで右クリックから開く)
さらに欲を言えば、私は「Open File fast」というプラグインからファイルを開くことが多いのですが、そのときに、
Universal Chardet Support For NetBeans
が使えるとかなりありがたいです。

ただ、他のプラグインと連動なので、無図解氏のかとは思いますが。。。