2010年4月25日日曜日

NetBeans IDE の条件付きブレークポイントを使う

NetBeans IDE の条件付きブレークポイントの使い方です
以下の説明では、 NetBeans IDE 6.9 Beta を使用していますが、新機能ではないので、6.8 以前でも有効です

まず、エディタにてデバッグしたい箇所にブレイクポイントを設定します
次に、そのブレイクポイントを右クリックし、表示されたコンテキストメニューより「プロパティ」を選択します


また、メニューの「ウィンドウ > デバッグ > ブレイクポイント」と選択して表示されるブレイクポイントウィンドウでも同様の処理が可能です


「プロパティ」を選択すると、「ブレイクポイントプロパティ」ウィンドウが表示されます


まず、条件によって処理のブレイクを行いますので、ウィンドウ内の"条件"チェックボックスを選択し、その条件をテキストボックス内に入力します
テキストボックス内は補完機能が使用可能となっています


例では、"i == 4" となった場合に停止するよう設定します
条件入力後、「了解」ボタンをクリックし、設定を反映します


条件付きブレイクポイントが設定されると、ブレイクポイントアイコンの形が変わります
("■">"「"という感じです)


次に実際にデバッグを行います
(Mac な人は shift + F5 にて実行できます)

処理が停止し、表示された「変数」ウィンドウにて、条件の "i == 4" となっていることがわかります



指定回数処理が行われたかを確認するには、 "ヒットカウント時にブレーク" を使用します
先ほどの「ブレイクポイントプロパティ」ウィンドウにて、 "ヒットカウント時にブレーク" を選択し、停止したい回数を入力します
例では、7回ブレイクポイントを設定した箇所にヒットした(i == 6 となる) 場合に停止するよう設定します


デバッグを実行し、「変数」ウィンドウを確認します
"i == 6" にて停止したことがわかります



以上が条件付きブレークポイントを使い方になります
NetBeans IDE にはこれ以外にも様々なデバッグ支援機能があるので、それらも今後紹介できたらと思います

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