2008年8月22日金曜日

NetBeans 6.5 の新機能(3)

6.5 にて個人的に気になっている(期待している)新機能を紹介したいと思います
なお、 紹介した機能が最終的なリリース版に含まれるかは現時点では不明ですので、ご了承下さい。

今回はGroovy/Grailsサポートです
なお、NetBeansにはGroovy、Grails本体は含まれていませんので、別途インストールが必要です
お使いの環境でGroovy、Grailsがインストールされていない場合は、ココココを参照に環境設定を行ってください

また、Groovy/GrailsサポートプラグインがNetBeansにインストールされていない場合はプラグインマネージャからインストールしてください(インストールされているかどうかもプラグインマネージャから確認できます)


環境が整いましたら、NetBeansの設定を行います
環境設定(オプション)画面のGroovyの項目を開き、「Groovy」タブをクリックします

Groovyのパスを設定します
(MacPortsからのインストールの場合は"/opt/local/share/java/groovy"になります)
必要に応じて、Groovy Docのパスも設定してください

次に「Grails」タブをクリックし、Grailsのパスを設定します
(同じく、MacPortsからのインストールの場合は"/opt/local/share/java/grails"になります)


Groovy/Grailsに関しての設定は終わりましたので、早速プロジェクトを作ります
その他の言語での開発と同様、「File > New Project」と選択し、プロジェクト作成ウィザードを開きます
カテゴリリストの中の"Groovy"という項目を選択すると、プロジェクトリスト内に"Grails Application"という項目が表示されます

shinさんがブログでも指摘されていましたが、なぜか"Grails Application"の項目しかなく、Groovyのみのプロジェクトが作成できません
ちなみに以前は"Groovy Application"などの項目がありました


では、Groovyだけでアプリケーションを作りたい場合はどうするのかというと、通常のJavaプロジェクトで行うようです

個人的にはGroovyプロジェクトとして独立していたほうがいいとは思っているので、正式リリース時には戻ってほしいものです

話がそれましたが、プロジェクト作成ウィザードにて "Grails Application" を選択し、「Next」ボタンをクリックします
プロジェクト名、パス設定画面にて任意のプロジェクト名を入力し、「Finish」ボタンをクリックします
(例ではプロジェクト名を "HelloGrails" としています)

プロジェクトが作成されるので、右クリックメニューから「Run」を選択し、実行します
ブラウザが起動し、 Grails のデフォルト画面が表示されます

以降、NetBeans を使用した Grails アプリケーションの作成については次回紹介したいと思います

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